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ワールド大阪ロータリーEクラブ
会長 中西 教之(自動車販売業)
🌍【メークアップ参加のご報告と交流の意義について】
皆さま、こんにちは。
本日は、我がクラブのメンバーが他クラブにメークアップ参加した事例と、そこから得られた学びや気づきについてお話させていただきます。
🎶 稲山会員の京都紫野RC訪問
まず、稲山会員は京都紫野ロータリークラブ様の例会にメークアップでご参加され、
なんと得意の“のこぎり演奏”を披露されました!
その様子は、なんと京都紫野ロータリークラブ様の公式Facebookページでもご紹介いただいています👇
このように他クラブでの交流が、自然とロータリアンとしての存在感を広げるきっかけにもなっています。
🤝 角谷監事の堺青陵RCへのメークアップ
続いて、今期の監事を務めていただいている角谷会員は、
堺青陵ロータリークラブの例会にご参加され、その様子を我々のリアル例会でも共有いただきました。
他クラブの雰囲気や進行、取り組みから得るものも多く、学びの多い機会となったとのことです。
🌐 私自身の国際的なメークアップ活動
私自身も、日本国内はもちろん、マレーシアのリアル例会や、
先週お話したような世界各国で開催されるZoomミーティングなど、
オンライン・オフライン問わず積極的に参加しております。
このような国際的な交流の中で、ロータリーの価値や意義を改めて実感しています。
📍 我がクラブのリアル例会も歓迎中!
当クラブはeクラブでありながらも、
毎月第3水曜日 18:30〜 大阪・梅田にてリアル例会を開催しています。
「Zoomだけでは物足りない」「他のメンバーとも直接交流したい」
という方は、ぜひお気軽にご参加ください!

リアル例会へのメークアップも、もちろん大歓迎です。

ワールド大阪ロータリーEクラブ
SAA
永井 純(服飾企画・製造・販売)
SAAより、ワールド大阪ロータリーEクラブ第682回例会の出席報告をさせて頂きます。■会員総数:25名
■今週の出席:25名
■今週の出席率:100%
以上です。
幹事報告

ワールド大阪ロータリーEクラブ
幹事
角谷 智志(生命保険代理店業)
・各位メッセージボードをご確認ください。

ワールド大阪ロータリーEクラブ
手島 康希(IT導入業、研修業、人材業)
ロータリアンの皆さま、秋も深まり、朝晩の空気が少しずつ澄んでまいりました。
お変わりなくお過ごしでしょうか。本日は卓話の機会を賜り、誠にありがとうございます。
私たちが成長し続けるためには、日々の学びを“仕組み”として積み上げ、組織に定着させることが欠かせません。
現場を見渡すと、こんな声を耳にします。
「最近、判断に迷うことが増えた」——DXが進むほど、実は起こりやすい現象です。
理由はシンプルです。変化のスピードに対して、「迷いを減らす仕組み」と「試せる余白」の両方を設計できていないから。

私は現在、AI・DX導入や人材育成の仕事をしておりますが、もともとはお笑いの世界に身を置いていました。私は舞台で学んだ「型」「間」「即興」を原点に、武道や茶道に伝わる守破離(しゅ・は・り)を、DXと人材育成に当てはめて考えてきました。
その要点を、できるだけ噛み砕いてお伝えします。
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守破離とは(要点)
· 守:型を守り、再現性の土台をつくる。
· 破:型を意図的にずらし、学びを加速する。
· 離:型から離れて、自律分散で価値を生む。
この三つは順番であり、同時に循環でもあります。
一度回し切ると、次のサイクルでさらに深まります。
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守 — 型は“縛り”ではなく“自由への入口”
武道や芸事は、まず型を身体に刻むところから始まります。
ビジネスに置き換えれば、誰がやっても同じ品質に辿り着ける状態をつくること。
とくに日本の実務では、個人情報・労務・会計・電子帳簿保存などの基準を外さないための「型」が不可欠です。
現場でよく起きるのは、「最新版はどこですか?」が飛び交う状況。
型がないと、人は迷います。迷いが増えると、スピードは確実に落ちます。
結論:型はスピードの味方。自由に動くための“土台”です。
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破 — “ずらし”が学びを生む
型が回り始めたら、次は小さなずらしで検証します。
これは反発や反逆ではありません。学習を設計する行為です。
たとえば、いつもの手順の順番を入れ替えてみる。
説明文を一文短くしてみる。
会議の開始・終了の合図を変えてみる。
その小さな変化が、どこに影響するのかを観察する視点こそが「破」の要諦です。
結論:壊すのではなく、確かめる。
“正解を探す”ではなく、“より良い仮説を重ねる”ための姿勢が、現場の学びを加速させます。
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離 — 設計された自由が、自律を育てる
最後は、型から“離”れていく段階です。
ここで重要なのは、放任ではなく設計された自由であること。
判断の原則が共有され、例外の扱いが言語化され、部門の壁を越えた越境が歓迎される。
そのとき、人は「任された範囲で最善を尽くす」だけでなく、価値のある越境を始めます。
結論:自律は、自由の宣言では生まれない。
“どう考えるかの型”が共有されているほど、個の自由度は高まり、成果に近づきます。
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まとめ — 型が“余白”を生み、余白が“創造”を生む
· 守は、迷いを消すための仕組み。
· 破は、学びを生むためのずらし。
· 離は、自律を広げるための設計された自由。
この三つを回すと、現場に余白が生まれます。
その余白こそが、創造の出発点です。
変化の速い日本の市場環境でも、守破離の循環は、成果へ向かう道筋を静かに整えてくれます。
ロータリーの「四つのテスト」(真実か/みんなに公平か/好意と友情を深めるか/みんなのためになるか)に照らして進めば、DXと人づくりは継続的な価値として社会に返っていくはずです。
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おわりに — 一曲だけ
竹原ピストル「よー、そこの若いの」。
型に問いを立て、前へ踏み出す静かな胆力をくれる歌です。
今日の小さな“ずらし”が、明日の景色を変えます。お読みいただき、ありがとうございました。







