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ワールド大阪ロータリーEクラブ
会長 中西 教之(自動車販売業)
🎉【少し遅めのご報告】先日のリアル例会にて、素敵なゲストをお迎えしました!
👤お一人目のゲストは…
⻄内重広 氏(堺清陵ロータリークラブ会長)
2025年度から2度目の会長を務められる西内会員。
当クラブの角谷会員の紹介により、「新しい学びや見聞を広げたい」との想いから、当Eクラブ例会にご参加くださいました。
👤お二人目は卓話ゲスト…
⼩島幸弘 氏(紹介:辻江会員)
1990年にデビューし通算531勝を誇る元競艇選手。
引退後はボートレース尼崎の公式チャンネル「センプルch」などで、解説者・コメンテーターとしてご活躍中です。
⛵ トップアスリートとしての経験や、引退後の挑戦に関するお話は、私たちにとっても大きな学びとなりました。
当日は多くの会員から質問も飛び交い、大変盛り上がる例会となりました!
📍ちなみに…
eクラブ ワールド大阪ロータリークラブでは、ネットでの例会だけでなく
毎月第3水曜日にリアル例会も開催中!
🕡 開催時間:18時30分~
📍場所:大阪・梅田エリア
✅ 例会はしっかりと真面目に
🍽 終了後は美味しい料理を囲んで、笑顔とご縁が広がる交流の時間も✨
もちろん、リアル例会でのメークアップも大歓迎です!
ご興味ある方はぜひご参加ください♪


ワールド大阪ロータリーEクラブ
SAA
永井 純(服飾企画・製造・販売)
SAAより、ワールド大阪ロータリーEクラブ第679回例会の出席報告をさせて頂きます。■会員総数:25名
■今週の出席:25名
■今週の出席率:100%
以上です。
幹事報告
ワールド大阪ロータリーEクラブ
幹事
角谷 智志(生命保険代理店業)
・各位メッセージボードをご確認ください。


ワールド大阪ロータリーEクラブ
佐藤 猛(保険乗り合い代理店)
皆さん、こんにちは。
ワールド大阪ロータリーEクラブの佐藤です。
今日は、ロータリーニュースより「世界の平和は心の安らぎから始まる」という記事ををご紹介したいと思います。
記事の内容としては、スコットランドの教育者、ジーン・ベストさんという方で、コロナ禍で不安を抱える学生たちに寄り添いながら、心のケアや平和教育の活動を紹介しています。
「平和」と聞くと、国際的な話や政治の話のように感じるかもしれませんが、彼女の取り組みからは、まずは自分の心を整えることが、周りの人や社会の平和につながるんだというメッセージが伝わってきます。
短い時間ですが、そんな素敵な実践をご一緒に見ていけたらと思います。
世界の平和は心の安らぎから始まる
文:Geoffrey Johnson
新型コロナウイルスによるロックダウン政策が始まったばかりの頃、スコットランドのニュートン・スチュワートにあるダグラス・エワート高校の生徒たちは、対応に苦労していました。「高校生たちは、パンデミックの中で、自分の気持ちや考え方をどうしていけば良いのか分からずに苦労していると話してくれました」とジーン・ベストさんは振り返ります。「彼らは、自分自身で問題を解決できるよう、ツールキットをつくりたいと考えていました」
幸いなことに、教師、校長、そして女王陛下の勅任視学官の一人として長いキャリアを持つベストさんは、それを支援できる立場にありました。2014年、オーストラリアのシドニーで開催されたロータリー国際大会で、ベストさんと夫のキースさんは、「Peace Advocate Project(平和擁護プロジェクト)」を立ち上げました。献身的なロータリアンであるベストさんご夫妻は現在、ハブ・オブ・サザンスコットランド・ロータリークラブ会員であり、キースさんは第1020地区パストガバナーでもあります。お二人は、地元や世界中の若い人たちが平和の大使となるための準備を支援したいと考えています。ブラッドフォード大学(英国)のロータリー平和センターのフェローと協力し、お二人はまさにこの目標を達成するためのプログラムを立案しました。
クラブホームページはこちら:The Rotary E-Club of Southern Scotland – The Rotary E-Club of Southern Scotland
この活動が称えられ、2017年11月、ベストさんはジュネーブのパレ・デ・ナシオン(国連欧州本部の建物)で開催された国連でのロータリーデーで表彰されました。そこでは、ベストさんとほかの5人が世界を変える行動人:平和の推進者に選ばれました。熱心な参加者を前に、ベストさんは次のように述べました。「私たち自身の中に平和がなければ、世界の平和を前進させることは決してできないでしょう」
写真:Duncan McGlynn
個人的な心の平穏を世界平和の基盤として重視してきたベストさんは、新型コロナのロックダウンに伴うストレスに直面する学生たちを支援する上で、適切な能力を備えていました。結局のところ、ベストさんに連絡をしてきた学生たちは、すでに自分や仲間が必要とする助けを提供する立場にありました。
「コロナの期間中、ダグラス・エワート高校の優秀な平和擁護者と共に、Zoomを通じて引き続き協力しました。自分たちに何ができるのか分からなかったので、彼らは懸念を抱えていました。彼らが置かれた状況に対処できるように訓練する学校でのカリキュラムはありませんでした。平和アドボカシーの研修がなかったら、状況はもっと悪いものになっていたと思うと話してくれました」とベストさんは振り返ります。
ベスト夫妻と緊密に協力し、平和擁護セッションから学んだことを活かして、学生たちはツールキットを作り始めました。「ほかの学生たちを支援するために、彼らは学校のフェイスブックページに毎日投稿し、親とのコミュニケーションの方法などについて情報を共有しています」とベストさん。「色々なアイデアを駆使しながら、約1年もこの活動を続けました。本当に素晴らしい活動だったと思います」
ベストさんの印象に残っているある短い動画があります。16歳の学生が作ったものです。その動画は、「心の力と働き」についてのものだったと言います。「パンデミックにどう向き合っているかを学生が客観的に理解する手助けとなった動画でした。また、色々なヒントも紹介されていたので、自分の問題にどう対処したら良いかも学生が学ぶことができました」
ジーン・ベスト
- 平和擁護プロジェクト:2014年~現在
- 世界を変える行動人:平和の推進者:2017年
- 第1320地区ロータリー平和フェローシップ委員長:2024-25年度
状況が徐々に正常に戻り始めた頃、ベストさんは投稿をまとめ、平和擁護プロジェクトのオンラインプラットフォームを構築しました。ベストさんは、次のように話します。「学生たちは、これをメンタルヘルス・プログラムとは呼びたくありませんでした。生きていくために必要なスキルを学ぶセルフケア・プログラムとして知ってほしいと考えていたんです。彼らは、まずは自分自身をケアすることができれば、ほかの人たちも救えると感じていたようです。平和擁護プロジェクトはまさに、若い人たちのエンパワメントを主眼としているので、ぴったりの考え方だと思いました」
これがパンデミックのメリットの一つでしたが、欠点もありました。学校が閉鎖されると、平和プロジェクトは勢いを失い、存在感を見せていたいくつかの学校での足掛かりを失ってしまったのです。「学校が再開された後も、みんなが失った時間を取り戻すので精一杯で、私たちが入り込む余地がありませんでした」とベストさん。そこで彼女はその状況も前向きに捉えることにしました。「コロナによって多少の後退はありましたが、新しい扉も開かれたんです」パンデミックによって活動がZoomにシフトしたことにより、英国の学校でプロジェクトが再開されるにつれ、オーストラリア、日本、メキシコといったほかの国々に活動範囲を広げることができるようになりました。
ベストさんは、スコットランドの二つの学校とケニアの二つの学校をつなぐ新しいオンラインプログラムを特に誇りに思っています。このプログラムでは、参加したすべての若者を同時に研修し、各学校の生徒たちはアクティビティを進める中で互いの顔を見ながら作業することができました。「二つの国に橋をかけることが目的でした」とベストさんは話します。
2024年にアイルランドで行われた平和擁護プロジェクトを祝うジーン・ベストさん。
写真提供:ジーン・ベスト
世界が新型コロナウイルスから抜け出すと、ベストさん夫妻はプロジェクトを拡大し続けました。今年だけでも、中学生の親が子どもとのコミュニケーションの方法を学ぶのに役立つプログラムを含め、三つの新しいプログラムを追加しました。子どもと一緒に英国に移住したウクライナ人の親にとっては特にインパクトの大きなものとなりました。「傾聴と対話の進め方に関する平和擁護のテクニックをすべて教えましたが、本当にうまくいきました」とベストさん。「その後、一人の母親が涙を流して私たちのところにやってきて、『感謝しかありません。あのままでは息子を失っていたと思います。このプログラムのおかげで息子を取り戻せました』と言ってくれたんです。この母親は、息子と有意義で持続可能な対話を冷静にすることができるようになりました」
これまでと同じように、ベストさんは引き続き、ほかのロータリー会員に対し、ロータリー内での活動だけでなく、その外でも活用できる、洗練されたアプローチによる丁寧な傾聴、実りある対話、および紛争解決の方法を提案し続けています。2024-25年度第1210地区ガバナーのジェーン・クーパーさんは、この地域で行われた活動を称賛しています。「ジーンさんとキースさんは地区の役員や会員と協力しましたが、フィードバックは素晴らしいものでした」とクーパーさんは言います。
ベストさんは平和擁護プロジェクトの長期的なインパクトと焦点が重要であると考えています。「これは、若い人が若い人のために行うプログラムです。平和アドボカシーの研修を受けた若い人は、そのスキルをその先ずっと活かしていくことができるのです」
いかがでしたでしょうか?
ジーンさんの活動を通して、「平和」は特別な人が遠くでつくるものじゃなくて、私たち一人ひとりの心の持ち方から始まるんだということを、あらためて感じました。
日々の暮らしの中でちょっとイライラしたり、忙しさに追われたりすることは誰にでもあります。でも、そんなときこそ、自分の心を整えて、誰かに優しくできる余裕を持つことが、身近な平和の第一歩になるのかもしれません。
今日のお話が、皆さんの日常やロータリーでの活動のヒントになればうれしいです。
ご清聴、ありがとうございました。

