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ワールド大阪ロータリーEクラブ
会長 辻江 正清(不動産管理業)
ロータリアンの皆様いかがお過ごしでしょうか
週末土曜日に、娘夫婦と孫を迎えに石川県の小松空港に行ってまいりました。
片山津温泉に一泊して、孫のリクエストの福井恐竜博物館へ行ってまいりました。
立派な建物で、入り口からエスカレーターで地下二階に降りていき下からの上にと展示物があり
ティラノサウルスのリアルにいごくフィギュアに圧倒されました。
その後、久しぶりに金沢城跡や兼六園に行きましたが、ここも京都、奈良と同じように外国人の観光客でいっぱいでした。
娘夫婦と孫を空港まで送り、帰り道で久々に丸岡城に行ってまいりました。
久々に天守閣に上がってみて、改めて天守閣からの眺めは東西南北の城下町を全て眺められる位置に建てられていると思いました。
さて今回も、現存する天守閣の一つである宇和島城を紹介します。
宇和島城は、日本の愛媛県宇和島市に位置する城で、江戸時代に築かれました。元々は戦国時代の1565年に、宇和島藩の初代藩主である伊達宗景によって建設されました。城は山の上に立地しており、周囲の自然と調和した美しい景観が特徴です。
歴史
宇和島城は、戦国時代から江戸時代にかけての重要な拠点でした。藩主は伊達家が代々続き、特に伊達政宗の子孫である伊達宗勝の時代に城の改修が行われました。明治維新後には廃城令により一部が取り壊されましたが、現在も天守閣などの一部が残っています。
建物
宇和島城の天守閣は、三層構造で、独特な美しさを持っています。城内には、武士の生活を再現した展示や歴史資料館があり、観光客に人気です。城の周囲には広い公園が整備されており、桜や紅葉の名所としても知られています。
宇和島城は、歴史的価値や美しい景観から、重要文化財に指定されています。訪れる際は、その歴史的背景や建築の魅力をぜひ感じてみてください。
ワールド大阪ロータリーEクラブ
SAA
角谷 智志(保険業)
SAAより、ワールド大阪ロータリーEクラブ第632回例会の出席報告をさせて頂きます。■会員総数:20名
■今週の出席:20名
■今週の出席率:100%
以上です。
幹事報告
ワールド大阪ロータリーEクラブ
幹事
小田 健二(求人広告業)
・各位メッセージボードをご確認ください。
ワールド大阪ロータリーEクラブ
梶本 寛子(有料老人ホーム)
ロータリアンの皆様、こんにちは。
本日は共同通信社の記事よりロータリークラブの卓話において、現代社会における情報の取り扱いと私たちの生活への影響について、整理収納アドバイザーであるEmiさんの洞察を共有いたします。
Emiさんは、個人として豊かになるためには、世界の動向を理解し適切に情報を取り入れることが不可欠だと語っています。
彼女の経験から学ぶことは多く、特に情報の整理方法や、情報とどう向き合うかに焦点を当てた話は、私たちの日常生活にも大いに役立つのではと思いご紹介いたします。
人として「豊か」になるため、世の中の流れをニュースで知るのは当然 「ちょうどいい」接し方選んで、整理収納アドバイザーEmiさん
取材に応じるEmiさん
人として「豊か」になるために、世の中の流れを、ニュースを通じて知っておくことは当然だと思っている。会社員時代は、取引先との会話の糸口になった。今は、経営者としてアパレルや暮らしに関する情報を収集したり、発信者として社会の機運や受け取り手の気持ちを理解したりする。
× × ×
10月15日からの1週間は毎年秋の新聞週間。新聞を始めとしたニュースとの付き合い方について、就職や子育てで暮らしが変わるのに合わせ、自分に「ちょうどいい」情報収集法を選んできたという、整理収納アドバイザーのEmiさんに聞いた。
▽取引先との会話のために
取材に応じるEmiさん
2004年、通信販売会社に入社した。暮らしにまつわる商品を扱う通販サイト「ベルメゾン」を運営する会社で、商品企画を担当。取引先は家具を作る会社や職人が多く、40~50代の男性とやりとりをすることが多かった。
どうしたら、会話をスムーズに進められるのか。会社に何紙かそろえられていた新聞をジャンルを問わずに読んだ。社会情勢を知るため、鉄の市場価格や株価など何でも吸収した。企画につながるようなニュースや読んで興味を持ったニュース記事を切り取り、「どう思うか」「何が考えられるか」と自分の意見とともに、ノートに切り貼りした。
この習慣が結実したのが、提唱している「マイノート」だ。
▽「心の貯金通帳」
マイノート(Emiさん提供)
マイノートを始めたのは会社員時代の2004年だ。仕事に関することやプライベートに関すること全てを1冊のノートに記すことで自分軸が見えるという発見があった。自分の心を動かしたものやこと、考えがどこかに行ってしまわないよう、「心の貯金通帳」として書き留めた。
20年たった2024年9月時点では75冊になった。
▽片耳「ながらニュース」がちょうどいいことも
2008年、結婚から2年が過ぎ、「新居のインテリアや収納を夫婦の記録として残したい」と思ったことをきっかけに、ブログ「OURHOME」を開設した。その後、双子の出産・子育てを機に会社を退社した後は、暮らしに関する商品を企画販売する会社を運営する。音声メディアVoicyで自身のラジオコーナーを持ち、交流サイト(SNS)やブログでの発信も続ける。
会社員から双子の母に、経営者に。時の流れとともに生活スタイルは変化し、ニュースとの関わり方も変わった。子どもがまだ小さく、子育てに追われていた時は、新聞の一面だけをざっと読んだ。「子育て中は社会に置いて行かれる感覚があった」から、社会や世間の動きに触れるため、ニュースが必要だった。
「こんな世界があったんだ」と価値観を変えたのは、音声配信サービスでのニュースだった。Voicyで日経新聞や毎日新聞が配信するニュースを毎日10分聞く。片耳にイヤホンを付けて家事をしながらや通勤中にも。家事や仕事に追われる今は、片耳での「ながらニュース」がちょうどいい。
▽「本当にそうかな」と考える癖を
撮影に応じるEmiさん
子どもが3、4歳になったころからは、自身の習慣であるマイノートを一緒にやっている。最初は自分が書く時間を取るために「一緒にやろう」と提案していたが、中学3年生になった今でも続いている。子どもたちはシールを貼ったり好きな言葉を書いたり。「好きを集めるノート」として、現在は部活に関することが多い。
実家では新聞を購読し、卓上に置いてあることで会話が広がった。現在は、スマートフォンを1人1台持つようになり、主な情報収集はネットニュースに。気になったニュースを家族のグループLINE(ライン)で共有し、夕食時に話題にする。テスト前の時事問題対策のみでなく、良いニュースも悪いニュースも見ることで、危機管理能力を育てるのに役立つと考えている。
ニュースには、学校では教えてくれないことも、学校での学びにつながることも載っている。「意見を言うのが怖くない世界にしたい」と何でも自分の意見を話し、話せる環境をつくるようにしている。
情報収集の方法に変化はあったが、信頼できる発信元かどうか確認するのは欠かさない。ネット上には、フェイクニュースと言われる信ぴょう性が定かでないニュースもはびこる。災害時などの混乱した際にはデマも拡散される。そんな現代でも、常に自分というフィルターを通じて「本当にそうかな」と考える癖を日頃から身に着けていれば、流されることはない。そのためにも配信元を見て、考え、調べることを大切にしている。
ネットニュースでも気になった記事はスクリーンショットで取り置きし、時間のある時に印刷してマイノートへ。習慣に変わりはない。
▽メディアには
取材に応じるEmiさん
男性が外で仕事をして女性が家庭で家事をする。女性が朝食を用意している間に男性が、机で新聞を思いっきり広げて読む。一昔前はそんな日常があった。でも今は、働き方も生活も人によってさまざまだ。
高齢者用に字を大きく、子どもに持ちやすいよう紙面を小さく。かばんに入れて持ち運びやすい新聞があってもいい。「これです」と決まった形のみを押しつけるのでなく、新聞も多様でいい。音声も、好きな声や頭に入りやすい声は人それぞれ。字体もそうだ。選択肢が増えることや選べることが大事だ。
情報の確かさや信頼性は今も変わらない。足を運んで話を聞き、多様なコンテンツを提供する新聞発のニュースへの信頼は大きい。凝り固まることなく選択肢を増やし、新聞を読むと、どのように役立つのか伝えることが、新聞が生き残る道だと思う。
〈Emiさんの略歴〉
1981年生まれ。兵庫県出身。暮らしにまつわる情報発信とオリジナル商品の企画販売を手掛ける「OURHOME」を運営する。2022年から音声メディアVoicyで「暮らす働く“ちょうどいい”ラジオ」を配信。近著に「今日から変わる わたしの24時間」(大和書房、24年)がある。中学3年の双子の母。
※この記事は、日本新聞協会と、共同通信をはじめとする加盟社による共同企画です
© 一般社団法人共同通信社
Emiさんの話から、私たち自身も情報に対してより意識的で、選択的に接することの重要性を学びました。
情報の受け手としての自覚を持ち、どの情報を取り入れるかを考えることは、今日の情報過多な社会においてますます重要になっています。Emiさんの「マイノート」の習慣は、私たちにとっても有益な手法かもしれません。
今後の情報との健全な関係を築く一助となるでしょう。
さて今週の一曲は今回のテーマに合わせて、Simon & Garfunkelの「The Sound of Silence」を紹介します。
この曲は、コミュニケーションの欠如と現代社会の孤独感を描いていますが、情報に溢れる現代において、意味ある沈黙と適切な情報の選択が如何に重要かを象徴しています。Emiさんが提唱する情報の選択的な取り入れ方とも通じる部分がありますので、ぜひお聴きいただきながら、今日の卓話の内容をお楽しみください。
例会開催期間は、毎週金曜0時より、翌週の金曜0時までとなっております。