
ワールド大阪ロータリーEクラブ
会長 中西 教之(自動車販売業)
皆さま、新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、2026年は「丙午(ひのえうま)」の年にあたります。
十干の「丙」は陽の火を、十二支の「午」は馬を意味し、エネルギーと行動力に満ちた年ともいわれています。
一方で、丙午の年と聞くと「凶事が多い」とされる迷信を思い出される方もおられるかもしれません。
江戸時代から続く「丙午の女は気が強く、夫を食い殺す」という迷信により、1846年や1966年(昭和41年)には出生数が極端に落ち込むという社会現象も起きました。
世界を見ても、
- 1894年の日清戦争
- 1918年のスペイン風邪の大流行
- 1942年のミッドウェー海戦
- 1990年の湾岸戦争
- など、確かに節目の年として様々な出来事が重なっています。
ただ、それらは「試練」の年であると同時に、新しい技術や価値観が生まれ、変革のきっかけとなった年でもあるのです。
暗い話題が先行しがちな丙午ですが、そうした迷信にとらわれることなく、未来を切り拓く年にしていきたいものです。
ここでひとつ、午年にちなんだ“縁起物”をご紹介します。
それは「左馬(ひだりうま)」です。
通常の“馬”の字を左右反転させたもので、これを「まう(舞う)」と読み替えることで、祝いの席での「舞」につながるとされ、商売繁盛や開運の象徴とされています。
また、馬は基本的に「左から乗る」ことから「転ばない=無事故無難」の願いも込められています。
今年はぜひ、「左馬」のように、しなやかに、しかし力強く舞うように、自分自身の使命に向かって進んでまいりたいと思います。
最後になりますが、皆さまにとってこの一年が健やかで実り多き年になりますよう、心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
委員会報告

ワールド大阪ロータリーEクラブ
SAA永井 純(服飾企画・製造・販売)
SAAより、ワールド大阪ロータリーEクラブ第691回例会の出席報告をさせて頂きます。
■会員総数:26名
■今週の出席:26名
■今週の出席率:100%
以上です。
幹事報告

ワールド大阪ロータリーEクラブ
幹事角谷 智志(生命保険代理店業)
・各位メッセージボードをご確認ください。

ワールド大阪ロータリーEクラブ
上松 岳史(警備業)
ロータリアンの皆さま、こんにちは。
さて今日は、2026年1月1日から施行される「取適法」、正式には「中小受託取引適正化法」についてお話しさせていただきます。
この法律は旧下請法で、中小企業と大企業との取引における不公正な取引条件を改善し、より公正なビジネス環境を創出することを目的としています。
今年に入ってからでも電通、日本通運、コーナン商事、マキタなど大手企業に公正取引委員会の指導が入り、社名が公表されています。
下請法の改正には具体的な趣旨として以下の3点があります。
①近年の急激な労務費、原材料費、エネルギーコストの上昇を受け、「物価上昇を上回る賃上げ」を実現するための事業者に於いての賃上げ原資の確保が必要
②中小企業をはじめとする事業者が各々賃上げの原資を確保するためには、サプライチェーン全体で適切な価格転嫁を定着させる「構造的な価格転嫁」の実現を図っていくことが重要
③協議に応じない一方的な価格決定行為など、価格転嫁を阻害し、受注者に負担を押し付ける商慣習を一掃していくことで、取引を適正化し、価格転嫁を更に進めて行くため、下請法の改正を検討してきた
新たな取適法では更に下請企業の権利を保護し、取引の透明性を高めるための新たなルールが盛り込まれています。
これにより、中小企業が適正な対価を受け取りやすくなり、今までにまして持続可能な経営が実現できると期待されています。
主な改正事項は以下の通りです
①運送委託の対象取引への追加(物流問題への対応)
②従業員基準の規模要件への追加(下請法逃れなどへの対応)
③手形支払いの禁止(支払い遅延への対応)
④協議に応じない一方的な代金決定の禁止(価格据え置き取引への対応)
⑤面的執行の強化(各省庁間の相互情報提供への対応)
取適法では、契約の内容や条件について、事前に書面での確認を義務づけることが重要なポイントです。
また、今後取引の際には、価格や納期などの重要な情報を明確にすることが求められます。
これにより、取引の不安定さが軽減され、中小企業が安心してビジネスに取り組むことができるようになります。
私の業界、警備業においても、この法律がもたらす影響は大きいと考えています。
特に人材を扱い、建築業界、イベント業界、電気・ガス・水道関連業界と取引が多い弊社でも一つの転機になると思われます
今後も透明性のある取引が促進されることで、サービスの質が向上し、より安心できる環境が整うことでしょう。
私もこの法律を更に深く理解し、社内での実践を通じて、業界全体の発展に寄与していきたいと考えています。
最後に、取適法の施行を機に、私たちが中小企業としての役割を再認識し、共に成長していくことができればと思います。
本日はご清聴ありがとうございました。