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ワールド大阪ロータリーEクラブ
会長 定成 みず希(ソフトウェア/インターネット)
「会員同士を知ることから始めたい」
皆さま、こんにちは。
ワールド大阪ロータリーEクラブ会長の定成みず希です。
前回は、本年度のはじめにあたり、RI会長メッセージである「持続可能なインパクトを生み出そう」という言葉に触れながら、私自身がこの一年で大切にしたいことをお話しさせていただきました。
その中で、会員同士のつながりを深めること、奉仕活動の意味を見つめ直すこと、そして次につながるクラブ運営を行うこと、この三つを大切にしたいと申し上げました。
今日は、その一つ目である「会員同士のつながり」について、少し掘り下げてお話ししたいと思います。
ロータリークラブに入会している私たちは、それぞれに仕事があり、家庭があり、日々の責任があります。
職業も年齢も、歩んできた道も、考え方も違います。だからこそ、ロータリーには面白さがあります。普段の生活や仕事の中では、なかなか出会うことのない人と出会い、自分とは違う経験や価値観に触れることができる。これは、ロータリーの大きな魅力の一つだと思います。
ただ、出会っているだけでは、つながりは深まりません。名簿に名前が並んでいることと、お互いを知っていることは違います。同じクラブに所属していることと、信頼し合える関係が育っていることも、また違います。
特に私たちのクラブはEクラブです。オンラインで例会に参加できるという大きな利点があります。仕事や家庭の都合、距離や時間の制約があっても、ロータリーに参加し続けることができる。これは本当に大切な仕組みですし、これからの時代に合ったクラブのあり方でもあると思います。

一方で、オンラインであるからこそ、意識しなければ見えにくくなるものもあります。その人がどのような思いで仕事をしているのか。どのような経験を重ねてきたのか。今、どのようなことに関心を持っているのか。どのようなことで悩み、どのようなことで喜びを感じているのか。
対面であれば、何気ない会話の中で自然に伝わることがあります。例会の前後、移動中、食事の席、ちょっとした雑談の中で、その人の人柄が見えてくることがあります。しかしEクラブでは、そうした偶然の会話が生まれにくい分、こちらから少し意識して、お互いを知る機会をつくっていく必要があるのだと思います。
私は、ロータリーの奉仕は、まず「人を知ること」から始まるのではないかと感じています。奉仕という言葉を聞くと、何か特別な活動や、大きなプロジェクトを思い浮かべるかもしれません。
もちろん、それも大切です。
地域に役立つ活動、社会課題に向き合う活動、国際的な支援、青少年への支援、ロータリー財団を通じた取り組みなど、ロータリーにはさまざまな奉仕の形があります。しかし、その根っこにあるのは、やはり人への関心ではないでしょうか。誰かが困っていることに気づく。誰かの努力を知る。誰かの思いに耳を傾ける。そして、自分にできることは何かを考える。その小さな関心の積み重ねが、奉仕の出発点になるのだと思います。会員同士を知ることも、同じです。このクラブには、さまざまな職業の方がいらっしゃいます。それぞれの仕事の現場には、それぞれの課題があり、責任があり、喜びがあります。長年続けてこられた経験もあれば、今まさに挑戦していることもあると思います。
私自身は、ソフトウェアやインターネット、ITに関わる仕事をしています。最近ではAIの進化もあり、社会の変化の速さを日々感じています。便利になる一方で、人と人との関係や、情報との向き合い方、仕事の意味も問い直されているように思います。
けれども、どれだけ技術が進んでも、結局のところ、仕事は人のためにあります。誰かの不便を減らすため。誰かの時間を生み出すため。誰かがよりよく働けるようにするため。社会の中で、少しでも役に立つ仕組みをつくるため。
そう考えると、自分の職業もまた、ロータリーの「職業奉仕」とつながっているのだと感じます。そして、それは私だけではなく、会員の皆さま一人ひとりの仕事にも言えることだと思います。
ロータリーでは、職業を通じて社会に奉仕するという考え方があります。
これは、とても奥深い言葉です。
ただ仕事をする、利益を上げる、役割を果たすというだけではなく、自分の職業が社会の中でどのような意味を持っているのかを考える。自分の専門性や経験を、どのように人のため、地域のため、社会のために活かせるのかを考える。

そのためにも、まずはお互いの職業を知ることが大切です。肩書きや業種名だけではなく、その仕事の中で何を大切にしているのか。どのような場面でやりがいを感じるのか。どのような問題意識を持っているのか。そうしたことを知ることで、会員同士の理解は深まります。そして、そこから新しい奉仕のヒントが生まれることもあるのではないでしょうか。
たとえば、ある会員の仕事の中に、地域の高齢者を支える視点があるかもしれません。ある会員の経験の中に、若い世代の育成につながる知恵があるかもしれません。ある会員の専門分野が、クラブの情報発信や運営の改善に役立つかもしれません。ある会員の何気ない一言が、別の会員にとって大きな気づきになるかもしれません。
奉仕活動は、必ずしも最初から大きな計画として始まるものばかりではありません。何気ない会話の中から、「それなら一緒にできるかもしれない」という小さなきっかけが生まれることがあります。
「その話、もう少し聞かせてください」という関心から、次の活動が見えてくることがあります。
その意味で、会員同士を知ることは、単なる親睦ではありません。もちろん親睦は大切です。楽しく、安心して関われる関係があるからこそ、クラブは続いていきます。しかし、それだけではなく、お互いを知ることは、クラブの可能性を広げることでもあります。
この人は何が得意なのか。
どのような思いを持っているのか。
どのような経験をしてきたのか。
どのような形で社会に関わっているのか。
その一つひとつを知ることが、クラブ全体の力を知ることにつながると思っています。
私は今年度、会長として、皆さまの声をできるだけ丁寧に聴きたいと思っています。大きな意見でなくても構いません。立派な提案でなくても構いません。ちょっと気になっていること、最近感じたこと、仕事の中で考えていること、ロータリーについて思うこと。そうした小さな声の中に、クラブをより良くするヒントがあると思っています。
また、会員の皆さまにも、ぜひ他の会員の卓話やコメント、活動報告に少し意識を向けていただければと思います。
「この方はこんな仕事をされているのか」
「こういう考え方があるのか」
「自分の仕事にも通じるところがあるな」
「このテーマなら、自分も何か協力できるかもしれない」
そのような小さな気づきが積み重なることで、Eクラブであっても、温度のあるつながりは育っていくと思います。
いつかは忘れましたが以前卓話で私は音楽の話を少ししました。クラブ運営も音楽に似ていて、自分の音を出しながら、周りの音を聴くことが大切だと書いたと記憶していますし今もそう思っています。

今日の話も、そこにつながります。お互いの音を聴かなければ、調和は生まれません。相手がどのような音を出しているのかを知ることで、自分の音の出し方も変わります。なかなか難しいですが・・・・
だからこそクラブも同じで、一人ひとりが自分らしく関わりながら、同時に周りの声を聴くことで、全体として良い響きが生まれるのだと思います。
本年度のテーマである「持続可能なインパクト」を考えるとき、私はまず、クラブの中に持続可能な関係性を育てることが大切だと感じています。無理をして大きなことをするのではなく、会員同士が自然に声をかけ合えること。
誰かの得意なことを知っていること。
困ったときに相談できること。
新しい活動を考えるときに、「あの人に聞いてみよう」と思えること。
そうした関係性は、すぐに目に見える成果にはならないかもしれません。
けれども、クラブの土台として、長く残っていくものだと思います。
そして、その土台があるからこそ、奉仕活動も続いていきます。会員増強も、クラブ運営も、広報も、財団への理解も、すべては人と人との関係の上に成り立っています。どれだけ良い制度や計画があっても、そこに信頼がなければ動きません。
逆に、信頼があれば、小さなきっかけからでも物事は動き始めます。二回目の会長の時間として、今日は「会員同士を知ることから始めたい」というお話をさせていただきました。
今年度、皆さまと一緒に、まずはお互いを知ることを大切にしていきたいと思います。
卓話を聞くこと、コメントを読むこと、活動に参加すること、短い言葉を交わすこと。
その一つひとつが、クラブのつながりを深めるきっかけになります。
どうか皆さまも、今年度の例会や活動の中で、ぜひ他の会員の声に耳を傾けていただければと思います。
そして、ご自身のことも、少しずつ聞かせてください。
私自身も、会長として、皆さまの声を聴きながら、ワールド大阪ロータリーEクラブらしい、温かく意味のある一年をつくっていけるよう努めてまいります。
本日はありがとうございました。

ワールド大阪ロータリーEクラブ
SAA永井 純(服飾企画・製造・販売)
SAAより、ワールド大阪ロータリーEクラブ第718回例会の出席報告をさせて頂きます。■会員総数:23名
■今週の出席:23名
■今週の出席率:100%
以上です。
幹事報告

ワールド大阪ロータリーEクラブ
幹事角谷 智志(生命保険代理店業)
・各位メッセージボードをご確認ください。

ワールド大阪ロータリーEクラブ
角谷 智志(生命保険代理店業)
ロータリアンの皆様
7月より新年度新体制となりロータリアンとしての成長を実感している日々でございます。
今回は日頃意識実践していることを共有させていただきます。
「脚下照顧」
ーはきものをそろえるー

先日、高校野球部の同期会が温泉旅館でありました。
旅館に到着し靴は下駄箱へ入れて帰る迄、館内ではスリッパですよね。
食事・大浴場・部屋飲みのため部屋間の移動・自販機への買い出し等々、スリッパでウロウロしますよね。
何気なく部屋の前のスリッパを揃えていたら、皆が喜んでくれました。(嬉)
また、各種団体を率いて5年間、高野山での合宿や伊勢修養団での合宿を30名〜70名で数回行いました。最初はバラバラだったのですが、回を重ねるごとに全員がスリッパをきちんと揃えてくれ、施設の方が驚きと共に喜んで下さいました。
靴を揃える事が、習慣となったのは高校の野球部の上級生になってからですね。
部室内でのスパイク・グラブ・アップシューズが所定の場所に決まった形で置く事をしていたからでしょう。
社会人になって意識を強く持ち、履物を揃えること、離席の際椅子を元に戻すようになったのは、人生の先輩方から「脚下照顧」という言葉を聞いた時からです。
会社の中で管理職となってからは、特に自分が意識をして率先垂範で行いました。
このような言葉が残っています
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ご本山修行中、先輩のお坊さんから
「まず、はきものを整えよ」と教えられます。
はきものの乱れは、心の乱れ
はきものを乱しておくと心も乱れてまいります
はくときに、はきものが乱れていると心が乱れてしまいます
「はきものを整える」ことを実行するには(ととのえよう)とする勇気が必要です。
これを一年間、しっかりと実行できれば、自然に心がととのってきます。
はきものを整えることは、自分を大切にすること、自分を愛すること、自分をしっかりと見つめることになります。
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このような詩があります。

はきものをそろえると 心もそろう
心がそろうと はきものもそろう
ぬぐときに そろえておくと
はくときに 心がみだれない
だれかが みだしておいたら
だまって そろえておいてあげよう
そうすればきっと
世界中の人の心も そろうでしょう
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以上は, 清水 克衛 著 『はきものをそろえる』 (総合法令出版) に出てくる 「はきものをそろえる」 と題した詩である.
著者によれば, 「脚下照願」とは"足元を良く見る"と言う意味で、永平寺の開祖である道元禅師の言葉であると言う。
道元禅師は道場における日々の修行の中に 「履物を揃える」 と言う行為を組み込んだとの事である。
履物を揃えるとは 即ち「自分自身を良く見る」 「自分の行いを振り返って見る」 と言うことに繋がるからと道元禅師は考えていたのである。
脚下照願とは道元禅師の禅の思想の基本をなす言葉であるが、著者はこの本で解り易く解説してくれている。
躾 (シツケ) とは身体を美しくするものと書く。
身体が整って綺麗になると中身の心まで美しくなるのである。
姿勢を正しくすると心身が健康になる。
履物をそろえて脱ぐ心のゆとりが欲しいものです。
お寺・旅館・会場・会館等へ来られた方が履き物を脱いで中に上がられるその履き物の脱ぎ方もいろいろです。
来た向きのままに脱ぐ人もあれば、履くときの方向に脱ぐ人、無造作に脱ぎ捨てる人、履き物をきちんと揃えて脱ぐ人、また脱いで揃え直す人、さまざまです。
また大勢で来られたときに、初めの人が履き物を揃えて上がられると、後に続く人も、皆さん揃えて上がられます。また大勢の人の中には履き物が乱れていると他の人の履き物を直して揃えられるお方もおられる、そんな人がおられると整然と履き物が揃えられています。
また、便所でも誰かがスリッパを乱雑にされますと、他の人も同じように乱雑に脱ぎ捨てられる。でも誰かが揃え直されると、その後はそれにならって揃えて脱がれる。


玄関を見ればその家の生活の様子がよく分かるといいます。
玄関は家の顔です、履き物が綺麗に揃っている家は、家族みんなの心がおだやかでしょう。
心にゆとりが出来れば自分自身の姿もよく見えてくるでしょう。
自分の履物をそろえることは、そのまま自分の心の整理整頓になります。
脱ぐ前にそろえておくと 履くときに心が乱れない。自分で履物をきちんとそろえて脱げるようになったら、他人の履物の乱れも直せます。
どんなに忙しいときでも、履物をそろえて脱ぐ、心のゆとりが欲しいものです。
脚下照顧とは自身を顧みよということですね。
息子が幼稚園だった頃、クラスのお友達の家へ遊びに行ったとき、脱いだ靴を玄関でいつものように揃えていると、親御さんに「誉められた」とビックリしていました。
幼稚園から続けているので、良い意味での「あたりまえ」になっているんでしょうね!
「脚下照顧」について参考になったでしょうか??
最後に「足元」ということで修養団からの学びを一つ・・・
【足元】
足元はよいか
足元に心してよ
忘れているのが足元
うっかりしていると
足元からすくわれ
足元からくずれる
人でも物でも
足元のものを
大事にすることだ
わけても足元の身近な人に
親切の限りをつくすことだ
見る目見通しで
私生活の面倒を見ることだ
どんなときでも
足元を大事に
それが成功の鍵である
いかがでしょうか?
靴を揃える。靴を手入れする(磨く)。毎日靴を換える。
ロータリアンとして!
拝読ありがとうございました。 角谷智志







