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ワールド大阪ロータリーEクラブ
会長 辻江 正清(不動産管理業)
ロータリアンの皆様いかがお過ごしでしょうか?
先日、少林寺拳法西日本学生大会に行ってきました。 どの学生拳士も活気よく演武や防具をつけての立会評価法を
一生懸命にやっておられ感銘をうけました。
これからも、関西学生少林寺拳法連盟を応援していきたいと思います。
さて今回は、ユネスコ世界遺産に登録された(奄美大島、徳之島、沖縄北部及び西表島)に関してお話していきたいと思います。
ユネスコの世界自然遺産に登録された「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」は、2021年7月に正式に登録されました。このエリアは、日本の南西諸島に位置し、非常に豊かな生物多様性を誇る地域です。以下、それぞれの島と全体の特徴について詳しく紹介します。
🌿【概要】
登録名:「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」
登録年:2021年
カテゴリ:世界自然遺産
理由(登録基準):生物多様性と固有種の豊かさ(基準ⅸおよびⅹ)
🏝️ 各エリアの特徴
1. 奄美大島(鹿児島県)
- 日本最大級の亜熱帯照葉樹林が広がる
- イリオモテヤマネコに並ぶ希少種「アマミノクロウサギ」や「ルリカケス」などの固有種が多数生息
- 石灰岩地形が多く、洞窟やカルスト地形も見どころ
2. 徳之島(鹿児島県)
- アマミノクロウサギの分布域に含まれる
- リュウキュウコノハズク、トクノシマトゲネズミなどの希少動物が生息
- 農耕と自然が共存する独特の文化も
3. 沖縄島北部(沖縄県)
- 「やんばる」と呼ばれる山岳地帯が中心
- ヤンバルクイナ、ノグチゲラといった日本固有の鳥類が生息
- 森林面積が広く、原生的な自然が残っている
4. 西表島(沖縄県)
- 島の90%以上が亜熱帯の原生林に覆われている
- イリオモテヤマネコが生息する唯一の場所
- マングローブやサンゴ礁も豊富で、陸海ともに生態系が多彩
🐾【自然遺産としての価値】
- 高い固有性:哺乳類、鳥類、爬虫類などで固有種率が非常に高く、進化の過程を今に伝える「生きた博物館」
- 生態系の多様性:森林から湿地、サンゴ礁まで、複雑で多様な自然環境が共存
- 絶滅危惧種の保護:世界的に見ても重要な保護対象種が多数
🌏 意義と課題
意義:
- 世界的に重要な自然環境の保全
- 地域文化・伝統との共生による持続可能な発展モデルの提示
課題:
- 外来種の侵入、生態系破壊のリスク
- 観光による環境負荷の増加
- 地元住民と保全活動との調和


ワールド大阪ロータリーEクラブ
SAA
角谷 智志(保険業)
SAAより、ワールド大阪ロータリーEクラブ第655回例会の出席報告をさせて頂きます。■会員総数:26名
■今週の出席:26名
■今週の出席率:100%
以上です。
幹事報告
ワールド大阪ロータリーEクラブ
幹事
小田 健二(求人広告業)
・各位メッセージボードをご確認ください。


ワールド大阪ロータリーEクラブ
田端民生(医療関連)
【特定保健指導のご紹介】
こんにちは。田端です。ワールド大阪ロータリーEクラブ入会5ヶ月で本クラブの活動が少しずつ理解できてまいりました。奉仕の精神についてはこれからしっかり学んでいきたいと思っています。どうぞよろしくお願い致します。
さて、私の携わっている業務に保健指導がございます。今回は、生活習慣病予防の要である「特定保健指導」(平成20年4月開始)についてお伝えしたいと思います。
写真:大阪がん循環器病予防センター
特定保健指導とは、生活習慣病罹患とその医療費抑制のため、メタボリックシンドロームに着目して国が導入した制度です。内臓脂肪の蓄積は、高血圧・高血糖・脂質異常を引き起こし、放置すると脳卒中や心筋梗塞、人工透析といった重篤な疾病につながります。特定保健指導は、内臓脂肪を減らし、健康的な生活を送るためのサポートと言えます。
その特定保健指導の中で最も重要なキーワードが行動変容です。
行動変容とは、健康意識が高まり、自ら生活習慣改善を行うことです。数か月の指導期間で行動変容を起こすことは大変難しいことです。運動不足や偏食などの悪い生活習慣を指摘するだけでは行動変容を起こすことはできません。
行動変容を促す最も効果的な方法は、実際に脳卒中や心筋梗塞、人工透析を体験することです。しかしそのような体験はできませんので、重症化すればこういう重篤な疾病につながることをお伝えするのみとなってしまいます。
そこで当社が取り入れている行動変容を促すアプローチとしては、前進する喜びを実感していただくことです。
限られた指導期間の中で成果を出していくためには、人が本来持つ「良くなりたい」という気持ちを引き出すことだと考えています。生活習慣病予防になど、時間もないし、心にそんな余裕もない、そんなことは無理だからしたくない状態をそのままにして、「できる喜び」を感じてもらうのです。そのことで行動は変わります。そして実際の保健指導では、数値で成果を実感できるようにサポートします。また、「やってみて楽しい」と思えることが継続の鍵と考えます。
「やってみて楽しい」と思えるツボは人それぞれですが、例えばツボにはまった計画として以下のようなものがございます。
食事面では1週間で1つのキャベツを食べることは楽しそうだからやっていみよう、夕食には手のひらに乗る程度(約100g)のたんぱく質(肉・魚・豆腐など)をとるのは手間はかかるが、自分でスーパーに行く機会を増やすのは楽しそうだからやってみよう、運動では毎日6,000歩を歩くのをスマホで毎日達成できるかどうか管理するのは楽しそうだからやってみよう、3つの関節のストレッチを朝起きたときに行うのは気持ちよさそうだから習慣化してみよう等、自分で工夫しながら実行し、さらに健康になっていることが実感できれば楽しいと思ってくれる方が多いです。1ミクロンの前進でも前進する喜びを味わうことはできます。
行動変容へのアプローチは様々ですが、共通して言えるのは、一人ひとりの喜びのポイントに気付き助言することが重要と考えています。誰もが健康でありたいと願っているので、今後も、かかわった方が自分で健康管理ができるようサポートしていきたいと思います。
ロータリアンの皆様もぜひ健康への取り組みにチャレンジしてみてください。
取り組んだ瞬間から健康寿命が延び始めます
さて今週の一曲はMr.Children - 『終わりなき旅』をお届けします。健康への道も人生という旅の一部だと考えさせてくれる名曲と思います。

