ゲストさん、ようこそ! (当クラブ会員の方はログインしてください)


ワールド大阪ロータリーEクラブ
会長 定成 みず希(ソフトウェア/インターネット)
ロータリアンの皆様、こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか。
さて、すでに10月に入りましたが、本日はオラインカ H. ババロラRI会長による、2026年9月のメッセージをご紹介し、会長挨拶とさせていただきます。
※※※ここからRI会長メッセージ※※※

オラインカ H. ババロラ
2026-27年度会長
2026年9月
ロータリーは、常に「人」を大切にしてきました。プロジェクトではなく、数字ではもなく、「人」です。
2030年の創立125周年までに、ロータリアン125万人、ローターアクター12万5,000人を達成するという私たちの目標も、やはり「人」に焦点を当てたものです。
私がこの目標を改めて取り上げるのは、この数字そのものが皆さまの心を動かすと期待しているからではありません。数字が心を動かすことはめったにありません。このようにお伝えするのは、これほど大きな目標は抽象的なものになりがちであり、クラブの日々の活動からかけ離れたものになってしまうことが心配だからです。そうなってほしくありません。その背後にある真の目的についてもう一度お伝えしたいと思います。
皆さまのクラブで行うことのできる簡単なエクササイズを一つご紹介したいと思います。過去5年~7年を振り返り、クラブにとって最高だった年度を見つけてください。その年度には新会員が入会し、さらに重要なこととして、新会員の維持に成功した1年だったかもしれません。また、ぎっしりスケジュールが詰まった単なる義務的な例会ではなく、会員たちが待ち望む例会を行った1年だったかもしれません。その年度を見つけ、それを超えていただきたいのです。
これは、近隣クラブや隣の地区を凌駕しようという呼びかけではありません。これは決して、会員同士の競争を意図したものではありません。むしろ、自分たちにとっての「最高基準」を設定し、それ再び達成できるよう成長するための呼びかけなのです。
この2030年の会員数目標が私にとって重要で、何度もこの話題に戻ってしまうのは、それらの数字の一つひとつが、ロータリーによって人生が変わる可能性のある人を表しているからです。私や皆さまの人生が、ロータリーによって変わったのと同じように。私はロータリーを通じて、何十年も続く友情、自分が求めていたことすら知らなかった生きがいを得ることができました。また、家族のように大切なものとも出会うことができました。皆さまの多くも、それぞれの人生においてこのことを理解してきたのではないでしょうか。
仲間を迎え入れるとき、私たちはその人の人生が代わるような体験を提供しているのです。今この瞬間も、皆さまの地域社会には、誰かが声をかけさえすれば、ロータリーで真の生きがいを見出せる人たちがいます。ですから、皆さまのストーリーをその人たちに話してみてください。ロータリーが皆さまをどのように変えたかを、率直に話してください。単にクラブが実施したプロジェクトや募金した資金についてだけでなく、その過程で自分がどのような人間になったかを、ぜひ話してください。そうしたストーリーには、ほかの何ものにも代えがたい、心に響く力があるのです。
持続可能なインパクトを生み出すことを次世代にも継承していきたいのであれば、私たちの活動を前進させるため、私たちとともに歩んでくれる人びとがさらに多く必要となります。今月だけでなく、毎年、毎月、皆で力を合わせ、ロータリーをより強く、より喜びに満ちたものにし、私にとって常にそうであったように、「家族」のような存在としていくことに力をお貸しください。
最高の達成があった年度を見つけてください。そして、皆で力を合わせて、これまでの最高を超える成果を挙げましょう。
※※※ここまで※※※
出典:国際ロータリー「2026年9月 RI会長メッセージ」
このメッセージを読んで、私が特に印象に残ったのは、
「プロジェクトではなく、数字でもなく、人です」
という言葉です。
会員数の目標は、クラブにとって大切です。
ただ、一人入会すればプラス1、一人退会すればマイナス1というだけではありません。その一人ひとりに、ロータリーへ入った理由があり、続ける理由があります。
私たちが目指すべき「最高の年度」も、単に会員数や事業の数が最も多い年度とは限りません。
会員が例会を楽しみにし、自然に意見を出し合い、「この仲間と何かやってみたい」と思える。
そんなクラブになれた年度こそ、本当の意味で最高の年度ではないでしょうか?
良かったものを今の時代に合う形で受け継ぎ、皆さんと一緒に、これまでの最高を超えていきたいと思います。
以上、RI会長メッセージを読んでの私の感想とさせていただきます。

ワールド大阪ロータリーEクラブ
SAA永井 純(服飾企画・製造・販売)
SAAより、ワールド大阪ロータリーEクラブ第730回例会の出席報告をさせて頂きます。■会員総数:23名
■今週の出席:23名
■今週の出席率:100%
以上です。
幹事報告

ワールド大阪ロータリーEクラブ
幹事角谷 智志(生命保険代理店業)
・各位メッセージボードをご確認ください。

ワールド大阪ロータリーEクラブ
手島 康希(DX / AI研修、人材業)
遠回りは、あとから武器になる
〜芸人から経営者、そしてAI時代へ〜
ロータリアンの皆さま、こんにちは。
本日も卓話の機会をいただき、ありがとうございます。
今回は、少し私自身の話から始めたいと思います。
私は現在、AI・DXの導入支援や人材育成、人材に関する事業を行っています。
こうして肩書きだけを見ると、ずっとITや経営の世界を歩いてきた人間のように見えるかもしれません。
しかし、私にはお笑い芸人を目指して、吉本興業のNSCに通っていた時期があります。
芸人から経営者。
そして今は、AIやDXという、当時とはまったく違う世界で仕事をしています。
自分でも振り返ってみると、なかなか一直線ではない人生です。
でも最近、強く感じることがあります。
それは、
「人生の遠回りは、その瞬間には意味が分からなくても、あとから武器になることがある」
ということです。
今回は、自分自身の経験を振り返りながら、これからの時代に必要な「変わる力」について考えてみたいと思います。
⸻
1.芸人時代に学んだ「正解は自分では決められない」
お笑いの世界にいた頃、一番強く感じたことがあります。
それは、
自分が面白いと思っていることと、人が面白いと思うことは、必ずしも同じではない
ということです。
自分たちでは「これは絶対にウケる」と思って舞台に立っても、まったく反応がない。
逆に、それほど期待していなかった部分で、大きな笑いが起きることもあります。
舞台では、結果がその場ですぐに返ってきます。
笑うのか。
笑わないのか。
とても分かりやすい世界です。
だから芸人は、反応を見ながらネタを変えます。
言葉を変える。
間を変える。
順番を変える。
何度も修正しながら、「自分が伝えたいもの」と「相手が受け取るもの」の距離を縮めていきます。
これは、今思えば経営もまったく同じでした。
商品をつくるのも、サービスをつくるのも、会社をつくるのも、最終的に価値を決めるのは自分ではありません。
お客様です。
どれだけ自分たちが良いと思っていても、必要とされなければ価値にはならない。
だからこそ、経営でも大切なのは、
「正解を持つこと」ではなく、「反応を見て変え続けること」
なのだと思います。
⸻
2.「向いていること」より、「求められていること」
芸人の道から離れ、私は経営の世界へ進みました。
会社を経営するようになってからも、自分の役割は何度も変わってきました。
営業をする時期もあれば、企画をする時期もある。
新しい事業をつくることもあれば、人を採用し、組織をつくることもある。
経営者になったからといって、ずっと同じ仕事をしているわけではありません。
会社のステージが変われば、経営者に求められる役割も変わります。
これは働く人も同じだと思います。
私たちはつい、
「自分は何が得意なのか」
「自分には何が向いているのか」
を考えます。
もちろん、それも大切です。
ただ、それと同じくらい、
「今、自分は何を求められているのか」
を考えることも大切です。
私でいうと、設立当初と比較すると、雇用社員が400名を超えました。お客様のこと。社員のこと。当たり前ですが、たくさんのことを考えます。
自分の得意なことだけを守り続けるのではなく、その時々で必要とされる役割を引き受けてみる。
そうすると、今まで自分でも気づかなかった能力が見つかることがあります。
私は、キャリアとは一つの役割を極め続けることだけではなく、
求められる役割に合わせて、自分自身を更新していくこと
でもあると思っています。
⸻
3.AI時代に変わるのは、「仕事」よりも「役割」
現在、私はAI・DXに関する仕事をしています。
最近では、生成AIによって、
文章をつくる。
資料をつくる。
情報を調べる。
画像をつくる。
データを分析する。
これまで人間が多くの時間を使ってきた仕事が、急速に変化しています。
こうした話をすると、
「AIによって仕事がなくなるのではないか」
という質問をいただくことがあります。
もちろん、なくなる業務や大きく変わる仕事はあると思います。
ただ私は、もう少し違う見方をしています。
なくなっていくのは、人そのものではなく、「これまで担っていた役割」なのではないか。
例えば、これまで資料をつくることに3時間かかっていた人が、AIを使って30分でつくれるようになる。
そこで重要なのは、
「2時間30分、仕事がなくなった」
と考えることではありません。
「生まれた2時間30分で、何をするのか」
を考えることです。
お客様と話す。
新しい企画を考える。
社員を育てる。
人にしかできない判断をする。
つまりAIは、私たちから仕事を奪うだけの存在ではなく、
「あなたは、本当は何をする人なのですか」
と問いかけてくる存在でもあると思います。
⸻
4.変わらないために、変わり続ける
会社を経営していると、守りたいものがあります。
会社の理念。
仲間。
お客様との信頼。
大切にしてきた価値観。
これらは簡単に変えるものではありません。
一方で、それを守るためには、やり方を変えなければならないことがあります。
昔うまくいった営業方法。
昔うまくいった商品。
昔うまくいった組織の形。
それらが、これからも通用するとは限りません。
私は、
「変わらないために、変わる」
という考え方を大切にしています。
本当に守りたいものがあるからこそ、手段には固執しない。
経営も、人のキャリアも同じです。
自分が何者なのかを守るために、今の自分の役割を変えることが必要な瞬間があります。
それは決して、それまでの自分を否定することではありません。
むしろ、それまでの経験を次の場所へ持っていくことです。
⸻
遠回りした経験は、いつかつながる
お笑い芸人を目指していた頃、その経験が将来の経営につながるとは思っていませんでした。
人前で話すこと。
相手の反応を見ること。
空気を読むこと。
言葉を選ぶこと。
間をつくること。
失敗しても、次の舞台に立つこと。
振り返れば、その多くが今の仕事につながっています。
だから私は最近、
「無駄な経験はない」
と言い切るよりも、
少し違う捉え方をしています。
経験そのものに、最初から意味があるとは限りません。
その経験に意味を与えるのは、その後の自分の行動です。
失敗した経験も。
遠回りした時間も。
思い通りにならなかった出来事も。
その後、自分がどう生かすかによって、意味が変わります。
過去は変えられません。
でも、
過去の意味は、未来から変えることができる。
私はそう思っています。
⸻
おわりに
これからAIをはじめ、社会はますます速いスピードで変化していきます。
その中で、すべての未来を予測することはできません。
だからこそ必要なのは、
「変化しないこと」ではなく、
変化しても、自分らしく前へ進めること
ではないでしょうか。
芸人から経営者へ。
そして、AIやDXの世界へ。
一見バラバラだった自分の経験も、今になって少しずつ一本の線につながってきました。
皆さまにも、
「あの経験は何だったのだろう」
と思っている出来事があるかもしれません。
その答えは、まだ出ていないだけなのかもしれません。
これからの行動次第で、その経験はいつか大きな武器になる。
そんなふうに考えると、遠回りも少し面白く感じられるのではないでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
⸻
最後に一曲
今回の一曲は、
ウルフルズ「笑えれば」
です。
思い通りにならないことや、遠回りすることもある。
それでも最後には笑えるように、また前へ進んでいく。
お笑いの世界を経験し、経営の世界を歩いてきた自分にとっても、どこか重なるものを感じる一曲です。







